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『Fallout 3』(フォールアウト3) は、ベセスダ・ゲーム・スタジオが開発したロールプレイングゲーム。核戦争後の荒廃した世界を描くFallout シリーズの3作目であり、ナンバリング作品としては初めて日本で発売された。 日本国内では現在通常版が発売されているほか、2009年12月3日に『プラチナコレクション』と『PlayStation3 the Best』で本編のみ入った廉価版、追加DLCと本編が同梱された『Game of the Year Edition』、PlayStation 3版のみXbox 360版でDL販売となっている5本の追加コンテンツをセットにした『追加コンテンツパック』が発売された。 PS3のコンテンツパックの方は定期的に本編ディスクの認証を要求される仕様となっており、追加パックのみでプレイする事、本編のセーブデータを使用することは不可能となっている〔追加コンテンツパックの仕様 〕。 == 作品解説 == 開発を『The Elder Scrolls IV: オブリビオン』のチームが行うと発表されたことで注目を集めた作品。 広大なマップを自由に散策可能なオープンワールド系ゲームであり、RPGとしては珍しい核戦争後の荒廃した世界が舞台設定になっている。実際のワシントンDCおよびその周辺の州をモデルに築かれた広大な廃墟や、そこに蠢く様々な変異生物、過酷な環境の中で暮らす人々など、緻密且つ膨大に作りこまれたゲーム内世界が魅力である。Falloutシリーズ独特のブラックジョークも健在で、冷戦時のアメリカの一触即発な危うさを皮肉った核戦争以前の遺物が随所に見られる。 オブリビオンを踏襲する自由度の高いゲームシステムも非常に複雑で細かな仕様となっており、Perkによる更なるキャラクターのカスタマイズや、V.A.T.S.(後述)による戦闘方式の違いなど、遊び手のプレイスタイルに合わせるための工夫が凝らされている。また、従来の体力の概念に加えて更に肉体の部位ダメージや放射能汚染の要素などが導入され、オブリビオンと同様に物理エンジンにはHavokが使用されている。 本作品は国家や文明の崩壊した世界が舞台であるため、司法機関はおろか公的な社会組織や社会通念と言えるようなものまで存在しない。これはプレイヤーの行動にも直結しており、ひとたび導入パートを終えて外界に出れば何をするのも自由である。善人となって各地で悪党に悩まされている人を助けて回ることもできるし、私利私欲のみを追求する大悪党になることもできる。サブクエストはもちろん、メインクエストも立場や思想によりそれぞれの攻略法が存在し、その結末も選択によって異なる。 登場するNPCも思惑は様々であり、自分の欲求をかなえる為には殺人も躊躇わない者が少なくない。また、プレイヤーに友好的なNPCも一部の例外を除いて皆武装しており、窃盗や傷害を加えると問答無用で攻撃してくる。その際には繋がりのある組織や街と敵対状態になり、「投獄」「罰則」という概念も無いために、死ぬか殺すか逃げ切るかしなければ事態は収まらない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Fallout 3」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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